「金光布袋戲・天地風雲録:決戦時刻」についていち感想

金光シリーズ
07 /26 2012
待望の金光シリーズ続編・天地風雲録が2012年6月、ついに戻ってきた。(拍手)

キャッチフレーズの一つ、「第一部接受政府補助以HD拍攝的布袋戲」
布袋戲市場に刺激をあたえるためか、
霹靂が市場を独占する現状を変えたい台湾政府(行政院新聞局)が、撮影補助金を補助しているとのこと。

発売は隔週、2話ずつ。
DVDディスク1枚に1話収録で、ディスクデザインも2種類ずつで、ちょっと豪華感?
霹靂の場合はディスク1枚に2話収録しているので、続きが気になって一気に見てしまって時間管理がグダグダに・・・なんてことがしばしば。
でもディスク1枚に1話なら、次を見るにはディスクを入れ替えなければならないから、区切りをつけやすくて、これが自分的には良いです。

第1、2話の初回限定版には収納ケースがついてきた。
霹靂と違って第1話から収納ケースがあるので、コレクションに便利。

天地風雲録では、前作・黒白龍狼傳を見ていない観客にも物語がわかるように、工夫をしたようです。
たとえば、第一話冒頭にナレーションにて中原の現状を説明。
第二話の冒頭は、黒白郎君はなぜ一人から二人に分裂したか。
白狼は一生懸命合体しようとするが、黒龍(黒濾濾)は抵抗する一方、を説明。

そして、見たことのない観客にもファンになってもらうためか、往来の人気キャラクターもよく登場させる。

史豔文:
金光シリーズの主人公。中原のリーダー。
代表詩号:「回憶迷惘殺戮多,往事情仇待如何?絹寫黒詩無限恨,夙興夜寐枉徒勞。」
 ※霹靂の秦假先がハッタリでたまにこのセリフを真似ていう。
代表技:純陽掌。


藏鏡人:
本名羅碧。史豔文の宿敵。
旧作の設定は、藏鏡人は江湖で一つの魔鏡を手に入れた。この魔鏡はその中に隠れることができ、姿を表すときはその面貌は見えない。それゆえ「藏鏡人」ということだが、後期になると帽子をかぶるだけで、顔はそのまま出ている。
2009年黄俊雄布袋戲全国巡演の際、黄俊雄氏が藏鏡人と史艷文は実は兄弟、証拠は二人の身体には同じ胎記(バースマーク)がある。
代表セリフ:「順我者生,逆我者亡。」
 ※布袋戲を知らない人でもこのセリフを知っている。とっくに台湾人の生活に浸透していて、中華圏ドラマなどでもしばしば使われる。
代表技:飛瀑怒潮。



黒白郎君:
本名南宮恨。立場のない狂人。
新版の金光シリーズでは、史豔文と藏鏡人の決戦に乱入し、その膨大なエネルギーの衝撃波を受け、黒龍と白狼の二人に分裂した、とのこと。
代表セリフ:「別人的失敗就是我的快樂啦!」
代表技:一氣化九百、一氣化三千。




冒頭は「史豔文+藏鏡人 VS 海の向こうからの炎魔幻十郎」。

この始まり、設定が香港映画「風雲II」(原作は馬栄成氏の漫画・風雲)の冒頭「聶風+歩驚雲 VS 東瀛の絶無神」。(中原は東瀛の勢力に侵入されている)にとてもよく似ていると思う。偶然かな?
今シリーズのタイトルは「天地風雲」と風雲が入っているのは、偶然、でしょう^^

また、前からよ~く見た方は気づいたと思うが、
<編劇:羅陵 蘇玟 素文 編劇顧問:三弦>のクレジット。
(経営者はメンバーに入っていない)

羅陵氏は元霹靂の脚本チームメンバー。
活躍時期は「創世狂人~天罪」
作ったキャラクター:藺無雙、蒼、朱武、一歩蓮華、襲滅天來、吞佛童子、赦生童子、蝴蝶君、東陵少主、悅蘭芳、病劍叟、金子陵、臥江子、劍子仙跡、疏樓龍宿、人形師、蕭中劍、棄天帝など。
神蠱温皇が金光に移籍後作ったキャラクター。

三弦氏も元霹靂の脚本チームメンバー。今はコンサルタントという立場だけど、今後定着予定があるとかないとか。
関与したキャラクター:寂寞侯、燕歸人、羽人、佛劍分説、狂龍一聲笑、鬼梁天下、柳生劍影、羅喉、千葉傳奇、六禍蒼龍、三口劍、月神など。

こういう脚本メンバーの影響もあるかな?!、似ている設定。
<霹靂>
 金小開が白い裨善と黒い左非に分裂
<金光>
 黒白郎君が白狼と黒龍(黒濾濾)に分裂

<霹靂>
ボス級キャラクター・棄天帝が朱武の子供の体で復活(再臨)
<金光>
ボス級キャラクター・炎魔幻十郎が小空の体で復活


「日本」の雰囲気を出すため、天地風雲録では東瀛(日本)キャラクターの名前を日本語で発音する。
ちょっとおもしろいですね。
日本語をつかうキャラクタ-もいたし。
ちゃんと日本語の発音に工夫して、偉いです!

霹靂の開疆記の時、伊達我流が彼女のことを日本語で「あかちゃん」と呼んだシーンが思い出されます。
「あかちゃん」を英語でいうと「BABY」。中国語では「宝貝」。
英語では「親しい人」と「赤ん坊」2つの意味がある。
中国語の「宝貝」も同様に2つの意味。
つまり、日本語で「親しい人」と呼びたかったところを、「赤ん坊(あかちゃん)」と呼んじゃった。
霹靂には日本語のバックアップする人があまりなさそうだね。

現状は、台湾の一部のファンの間では、金光は霹靂のビジネスモードをコピーして、キャラクターを入れ替えるだけじゃないかと言う人々もいますが、
今後、自分なりの布袋戲になってもらいたいですね!
台湾人のほこりとしてもう一つの奇跡を!(拍手)

霹靂ファンも金光ファンも、布袋戲を見たことがないという方も、
再開した金光シリーズを応援して行きましょう~

正規版DVDご購入はこちらからどうぞ!
「金光布袋戲・天地風雲録:決戦時刻」

今後とも台湾正規版布袋戲DVDをよろしくお願いいたします!
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台湾のテレビについて:⑤待望の數位頻道(デジタル放送)ついに登場したが・・・

台湾(TAIWAN)のいろいろ
07 /08 2012
先日(7月1日)より、日本の地上波に続いて、台湾の地上波放送も全面的にデジタル放送に変わりました。
元々の「無線五台」がなんと「17+1チャンネル」にアップグレードしました。(拍手)

と思ったところ、
よくよくチェックして見ると、水増しのチャンネルがたくさんあるようです。

詳しくは下記のリストをご覧ください:

<中 視>
中視主頻道
中視綜藝台
中視新聞台

<公 視>
公視主頻道
DIMO行動電視
客家電視
HiHD (高畫質試播頻道)

<民 視>
民視主頻道
民視新聞台
民視交通台
民視高畫質台

<台 視>
台視主頻道
台視健康娯楽台
台視財經台
台視MOBILE RADIO

<華 視>
華視主頻道
華視IQ教育文化頻道
華視EQ休閒頻道
http://www.dtvc.org.tw/View_01.html


なんで「17+1」なのかというと?
その「1」とは、『台視MOBILE RADIO』はラジオ放送です。画面の表示はなく、音声のみのチャンネルです。

上のリストをみると、「無線五台」の各テレビ局が1つから3~4のチャンネルに増えたのがわかりますね。

例えば、『中 視』の場合、『中視主頻道』は今まで通りの『中 視(CTV)』です。
増えた『中視綜藝台』は主な時間帯で旬の番組をやる以外、ほかはすべて古い番組の再放送。
『中視新聞台』も、主な時間帯で最新のニュースをやる以外、ほかはすべて古いニュースの再放送。
これでは、新しい創造的な番組ラインナップが楽しめるチャンネルが増えた・・・というより、
再放送ばっかりの水増しチャンネル・・・?!?!
(再放送が多いのは、一度くらい放送見逃してもまた見られるという良い面もありますかね)

デジタル放送に替わって登場した、本当の新チャンネルは『民視高畫質台』『HiHD (高畫質試播頻道)』。
このふたつは本物のHD高画質。

でも経費の関係なのか、現在『民視高畫質台』の内容はアメリカのプロ野球のみです。
いいところ:2音声での放送。いつでも切り替えできる。
悪いところ:『民視交通台』が放送する時間帯、当該チャンネルは放送中止。また、恐らくアメリカの時差に合わせるため、いつも夜に放送される。
昼間は基本的に試合の予告の静止画像。

『HiHD (高畫質試播頻道)』は唯一日本なみのデジタルHD高画質チャンネル。
番組表リンク:http://web.pts.org.tw/php/programX/main.php?XCHANNEL=HD

だけど、上記番組表を見るとわかりますが、
番組内容はイマイチ(パッとしない?!)で重複しすぎる。
しかも「試播(テスト放送)」の二文字がいつも画面に出ている。
つまり、経費や視聴率の関係で、いつかなくなるかもしれないっていうこと!

正直に言って、「無線五台」のデジタル放送開始には、がっかり・・・・・・


やはり、台湾のテレビを観るには、第四台(ケーブルテレビ)ですね。
第四台(ケーブルテレビ)の普及率は80%、
みんな小さい頃からずっと観てきた、いまさら急にテレビの視聴習慣をかえるなんて、なかなかむずかしいでしょう。

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